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ever green

P9270008 2016-09-27 17-15-28


    
     離れて暮らす両親の一大イベントが終わった。
     大戦時、航空飛行隊の長を務めた父が、
     戦後何年かして発足、30余年続いた隊の会最後の旅行を     
     終戦を迎えた地で行うというもの。
     今は航空自衛隊の基地となっているその地を訪れ、見学。
     丘の上から臨み、亡くなられた方々をお祀りし、     
     その青春のさなか、生死をともに国を守ったお仲間との
     今生の別れを惜しみ、
     更にはこれからのそれぞれの人生にエールをおくる。という流れ。
     完璧主義の名プロデューサーぶりを発揮しようとする申年生まれ年男の父。
     そばでハラハラ、イライラ、気を揉む5歳違いの母。
     今日にたどり着くまでの二人の長い懸命な2016年遅い夏が終わった。
     100点満点とはいかなかったまでも、
     近くにいる姉、弟夫婦の手助けもあり、
     最高のお別れの会になった様だった。     

     戦争体験の無い自分世代にはどうころんでも解らない感覚を
     今回のなりゆきを垣間見る中でも然りだが、
     ここ何年か、両親との会話の中で事あるごとに感じていた。
     自分が親の年齢に近づくことによって聞く耳を持つようになったせいなのか、
     90代を生きる両親とイマドキとのギャップのせいなのか、
     よくはわからない。
     が、そんな若い時には気にすらならなかったこと、
     自分の知らない家族のヒストリーだったり、
     自分の経験したことのない風景だったり、空気感だったり、
     自分の及びもつかない考え方だったり、
     色んなことを
     現在をいっしょに生きていてくれている両親から
     今、聞いておくべき、
     そして、すぐに忘れてしまうから、記しておくべき。
     と、思うには、思ってる。

     会の最後、駅では、
     それぞれがひとりひとりとハグをしてお別れしたいという父の提案。
     (母には却下されていた様だが、)
     十二分にイマドキを生きていることを付け加えておきたい。




     
  
     

  

     
     

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