all to myself 環七沿いにあるお気に入りの寺にひさしぶりに行った。 寺には誰もいなかった。 静寂とは呼ばない心地よさの中に つくりあげられたハルの気配と 午後のコ1時間を ひとり占めした。 スポンサーサイト
another one 「 何かをわかっているということと、 それを目に見えるかたちに変えていけるということは、 また別の話なのよね。 そのふたつがどちらも同じようにうまくできたら、 生きていくのはもっと簡単なんだろうけど 」 < 蜂蜜パイ 村上春樹 >
snow reflects. 東に向いた窓からはあたりまえのコトだけど朝の陽が入る。 窓を開けると隣りのレンガ色した屋根はとどきそうだ。 屋根の上、ゆうべの雪がまだ溶けずに残っている。 雪の反射は眩しくて今朝の陽射しはとびっきりの暖かさだ。
Mr. Smart 21時のカフェ。 ななめ後方から負ベクトルの振動が伝わってくる。 内容は聞く気ないけど、ケンセツ的な会話でない事だけはわかる。 止む気配もなく、しかたないから ヘッドフォンで耳を塞ぐ。 ボリュームレベルをひとつ上げる。 どうせ聞こえちゃうのなら たとえ知らない人の知らない話だって 楽しそうなほうがいい。 ウマがわらっている。 ヒトもみんな笑顔でいられればいい。
the beginning of spring 帰り道、明治通り沿いの寺で豆まきが始まった。 人集りにまぎれて手を伸ばしたら、掌の中に豆のふくろが飛んできた。 気がつけば、いつになくはしゃいでいる自分がいた。 何だか楽しかったから、 この豆は、節分好きのキミにあげよう。